サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会からHOTEL SPADARIに戻り一休み。そして、スーツに着替え、スカラ座に出発だ。
どんな貴族社会がそこにあるのだろうか?不安も結構ありました。何も知らないので、恥ずかしい思いをする覚悟をしてました。
慣れない革靴で、雨の夜のミラノを歩き、スカラ座へ。ミラノのドゥオーモからガッレリアを通り抜けるとスカラ座です。
もう既に、人は結構集まっていました。見渡してみると、結構ラフな人もいるような・・・蝶ネクタイをしているのは、僕ぐらいだったので、外そうとすると、後ろのマダムが「そのままでいいのよ」と教えてくれました。たしかに奥に行くと正装ばかり。
この旅は、行き先で親切な人に出会える確率がとても高いです。イタリアは、親切な人がとても多いのですね。
オペラは、席によって服装が違い、特にアリーナ席は完璧な正装が求められます。くれぐれも露出の高い服は避けましょう。肩出しなどは御法度。
劇場に入ったとき、赤と白と金の豪華装飾に圧倒されました。まるで、ムーランルージュやタイタニックの世界みたい。天井のシャンデリアから、床の模様、柱の装飾と、貴族を満足させる空間が作られています。
ミラノのスカラ座 |
ミラノのスカラ座 |
呆然と見上げるジャッポネーゼ |
貫禄がある |
オペラが始まりました。
カルメンは、まず誰もが聞いた事のある曲からスタート。オーケストラの生音は人生初でした。
出演者は子供から大人まで、相当な人数がいるのですが、みんなが一つの方向に向かって演技していて、その使命感と圧倒的な練習量を感じます。
舞台の仕掛けも、斜めに置いて奥行きを出したり目を楽しませる。
何よりみんな歌が上手い。
40分→休憩→50分→休憩→60分→ラスト
休憩中は、外にタバコを吸いにいったり、入り口の広場におしゃべりをしに行ったりしていました。
オペラ(カルメン)休憩中 |
オペラ(カルメン)休憩中 |
オペラ(カルメン)休憩中 |
オペラが終わり、帰りにガッレリアでチェーナ。23時くらいかな。ミラノの夜は、ほとんどのお店が閉ってしまうのですが、オペラの日は、ガッレリアの中のお店は営業しています。
ミラノカツレツがおいしかった。店内はピアノでエルビス・プレスリーのcan't help fall'in loveを歌っていたり、とても雰囲気の良いお店でした。
オペラ鑑賞の後に一杯 |
ミラノカツレツとピッツア |
雰囲気のある店内 |
この夜でミラノとお別れです。ヴェネツィアを出発する時もそうでしたが、街とのお別れはちょっとさみしい。
明日からは、南イタリアのアマルフィーです。
チャオ!
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