2010/12/25

レオナルド・ダ・ヴィンチ - 最後の晩餐

ボンジョルノ!

今日は、サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会にある、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見に行きます。

天気は昨夜から引き続きの雨。しかも、土砂降りに近い大雨。最後の晩餐は昼過ぎの15時30分の予約だから、午前中はHOTEL SPADARIでのんびり。

今考えると、この半日ホテルでダラダラ過ごした休憩が、後の旅の疲れを軽減させてくれたと思います。やはり、海外旅行は知らず知らずのうちに神経を使い、疲れが溜まっていきます。ヴェネツィアとミラノは安全だったけど、それでも初めてなので、すごく緊張していたと思います。雨だしタイミング的にも調度良い休息になりました。

昼ご飯を食べにドゥオーモ広場へ。僕は全然平気なのですが、あきさんがイタリアンに飽きてきたと・・・そこで、中華にしました。

久々に食べる東洋の味は、懐かしいというかホッとしました。そこで働いている東洋人を見て、西洋人に負けないくらいかっこ良いと思いました。そう思ったのは、何よりも語学です。会話が出来るとどんなにかっこ良いか!

ミラノ中華料理屋

ミラノ中華料理屋

ミラノ中華料理屋

ちょっとダラダラしすぎて、サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会の予約時間が迫っている!予約はかなりシビアで、5分前に行かないとキャンセルになります。そしたら、多分もうこの旅では見られません。数ヶ月先まで、ずっと予約で埋まっているのです。「最後の晩餐」はみんな見たいですよね。

大雨の中ダッシュ。そしてトラムに飛び乗り、サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会の前で下車。そうだ、トラムに乗った時に、チケットを機械に通す事をお忘れなく。イタリアの乗り物はほとんどこの方式。切符時代が何分利用可能などの時間単位だから、最初に乗った時の時間をビッリエットに刻印するために、機械に通すのです。

大雨の中、なんとかサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会に到着。インターネットで予約しておいた印刷紙を見せて無事入館。15分間の25人ずつです。何重もの自動ドアを通過し、とうとう、本物の「最後の晩餐」の描かれている部屋へ。

最後の晩餐(本物は撮影禁止なので外にあったフェイク)

本物は結構大きいです。ひやっとした室内の、奥の壁一面に描かれている繊細な絵。遠近法で有名ですよね。キリスト様の服の色が印象的でした。3mくらい離れた場所から見るのですが、もっと近くで見たかったなぁ。

いつから絵が上手いのだろうか?下書きするのかなぁ?失敗したらどうするのかなぁ?などと想像しながら、あっという間に15分経過。一瞬です。

本物を肉眼で見れて良かったです。中心に描かれているキリスト様から後光の光を感じる、オーラのある絵でした。

さて、その他の教会の中も見学して、HOTEL SPADARIに帰りますか!

サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会

サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会

今日の夜は、ミラノのスカラ座でオペラ鑑賞です。
カルメン!

チ ヴェディアーモ!

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